Mezametahitoのブログ

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コンヤ旅行記: トルコの内陸部を巡る旅

前回までにイスタンブール、ガラタサライのスタジアム、そしてイスタンブールからコンヤまで電車での行き方を紹介しました。

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今回はコンヤで訪れた場所を紹介します。

コンヤという街は、トルコの内陸部であるアナトリア地方の主要都市で、トルコ第6位の街だそうです。

長い歴史のある街で、11世紀末からはセルジューク朝の首都であった都市です。

その為、セルジューク朝時代の建物や街並みを見ることが出来ます。

更に、スーフィズム(イスラム神秘主義)の一つとして知られる、メヴレヴィー教団の活動が活発であった街で、ユネスコの無形文化遺産に登録されているセマーと呼ばれる音楽に合わせて回転しながら踊る宗教行為も有名です。

そのような歴史的背景からイスラム教への信仰心が強い方が多く、モスクの数も多く、イスタンブールとは違った雰囲気を感じることが出来ます。

 

そんな歴史的な都市であるコンヤに3日間滞在しました。

 

 

1日目

ひとつ前のブログで書いたようにコンヤに着いたのが14時過ぎだったので、コンヤでの1日目はあまり沢山の場所には行けませんでしたが、少しばかり観光することが出来ました。

駅についてから、友達が迎えに来てくれました。

ただ、友達は16時まで仕事があったので、友達のオフィスで少し待たせてもらいました。

 

16時になってから、最初に訪れた場所は「Alaaddin Hill Park」というコンヤのほぼ中心にある高台にある公園です。

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ここにはモスクや古い城壁などが残っています。

友達が言うには、世界で最大のラウンドアバウトらしいです。

実際にこの高台の公園の周りを車やトラムが走っています。

 

公園はこんな感じです。

コンヤの街を少しばかり見渡すことができ、大きなモスクも見ることが出来ます。

綺麗に整備されてますが、夜は治安が悪くなるそうなので明るいうちに訪れた方が無難だと思います。

この公園にはモスクもあり、自由に入ることが出来ます。

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Alaaddin Keykubad モスクというそうです。

外観は写真を撮るのを忘れてしまいましたが、モスクの中も立派に作られていました。

これはPulpit(教壇)として使われるそうです。

確か、こちらに向かってお祈りをするそうです。

このモスクと公園を訪れた後は、旧市街のような場所を訪れました。

公園から徒歩で、5〜10分で着くことが出来ます。

また、コンヤで有名な観光地のメヴラーナ博物館の近くでもあり、気軽に訪れることが出来そうです。

街並みとしてはこんな感じ。

ここでも立派なモスクを見ることが出来ます。

因みに上の写真のモスクは「Azizia Mosque」と呼ばれるそうです。

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また、この場所には市場もあり、野菜や沢山の種類のチーズを購入することが出来ます。

市場の位置はAzizia Mosqueの表か裏にあった気がします。

中はこんな感じ。

 

更に、この近くに友達おすすめのレストランがあったので訪れました。

お店の名前「Yağ Somunu Pideci Hasan Şendağl」で凄く長いです。

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お店は2つに分かれていて、片方で注文、もう片方で食べることが出来ます。

注文側(奥の戸口から食べるスペースに入れます。)

食べるスペース

このお店で有名なのが確か「yağ somunu」と呼ばれる食べ物です。
見た目はこんな感じ。

中には野菜と肉、そしてチーズが入っており、ピザみたいに食べることが出来ます。

チーズが入っている為、暖かいうちに食べた方が美味しいと思います。

値段は忘れてしまいました。

支払いは現金か銀行の口座への振り込みしかなく、カードは使えないので現金を持っていた方が安心です。

 

夕食は友達の家族に手料理をご馳走になりました。

美味しかった上に、トルコの家庭料理を堪能出来ました。

 

1日目はこんな感じでした。

時間があまり無い割にはしっかり行くべきとこに行けたと思います。

 

2日目

2日目は凄く濃い1日でした。

まず、朝は少し遠出をして山の方へ行き、立派な池がある公園に行きました。

山側へ向かう道

その前に朝ごはんとして、コンヤで有名な「Etliekmek」というものを食べました。

これは薄く伸ばした生地に、肉や野菜、もしくは蜂蜜が塗られています。

勿論、朝からターキッシュティー(チャイ、çay)と共に頂きます。

このレストランはツアーにも入っていたのか、中国人の観光客を沢山見ました。

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レストランからの眺め

この場所は洞窟遺跡が有名だそうです。

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朝食を食べた後は、ダムの貯水池として作られた池の周りにある公園に行きました。

ここは自然豊かでゆっくり休むことが出来ます。

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駐車場から池の方まで歩いて行くことが出来ます。

また、池の近くまで行くと綺麗な景色が広がっています。

 

因みに駐車場はこんな感じ。

 

この後は、市街に戻ってコンヤで一番有名と言っていい「メヴラーナ博物館」に行って来ました。

 

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ただ、メヴラーナ博物館に行く前に友達はモスクに行かなければならなかったので、友達がモスクに行っている間は近くを散策し、散髪に行ってきました笑

 

お店に入ると、基本的に何をしようがチャイを無料で飲むことが出来ます。

 

友達がモスクから帰ってきたので、お目当てのメヴラーナ博物館へ。

5年ほど前に一度行ったことがあったのですが、いい意味で何も変わっていませんでした。

駐車場は裏にあるので今回は広場の反対から入りました。

裏から回って来ると、博物館の入り口に辿り着きます。

この日も沢山の観光客がいました。

 

中に入ると様々な展示物を見ることが出来ます。

これらは大きなモスクの周りにある小部屋に展示してあったものです。

どの展示物にも基本的に英語の説明がついているので一応どのような物やどのような部屋なのかわかると思います。

 

中庭から建物を撮るとこんな感じです。

 

また、メインのモスクの中はこんな感じです。

真ん中のガラスケースの中の箱にはムハンマドの髭が入っているそうで、お祈りを捧げている人もいました。

他にも展示物はあります。

様々なクルアーンやイスラム教にとって重要な衣類なども展示されています。

 

外の広場に出ると外から立派な博物館を見ることが出来ます。

このような看板もあるので、看板と写真を撮ることも出来ます。

写真の右手に見えるのは普段、普通に使われているモスクで、時間になると皆さんが一斉に入っていきました。

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お祈りの時間外は誰でも入ることが出来ます。

 

また、広場を出て少し歩くと、また別のモスクが見えてきます。

それが、1日目で紹介した「Azizia Mosque」です。

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表側はこんな感じ。

中に入るとまた立派です。

 

この辺りの街並みも凄く綺麗です。

 

この後は友達の家にお邪魔させてもらい、夕食までご馳走になりました。

そして、夜はイスラム圏で有名なシーシャを吸いに行きました。

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他の国で吸うより凄く安く吸うことが出来ます。

金曜日の夜だったからか、ほぼ満席でしたが運良く座ることが出来ました。

これはトルコで昔からあるソーダです。

このようなソフトドリンク、チャイ、そしてナッツと共に楽しむことが出来ます。

2日目はこのような濃密な日でした。

 

3日目

朝ごはんとして、「Etliekmek」と呼ばれるコンヤで有名な食べ物を頂きました。

ピザみたいな感じですが、少し違います。

因みにお店はここです。

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メヴラーナ博物館の近くにあるので徒歩で十分に行ける距離です。

ただ、このEtliekmekという食べ物はどこのレストランでも食べれるので、このレストランに行かなくてもいいと思います。

 

この後は、コンヤで一番高いタワーへ行きました。

下がショッピングモールになっていて、一回からエレベーターへ直接向かうことが出来ます。

場所としてはここです。

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近くには病院やバザールがあることがわかります。

バザールと病院

360度見渡すことができ、カフェもあるのでチャイやコーヒーを頂くことが出来ます。

 

因みに下から見るとこんな感じです。

奥に見えるタワーが上まで登れるところです。

 

そして、コンヤ最後には再び山の方へ行き、山の上からの景色を堪能しました。

Googleマップでは名前は見つかりませんでしたが、場所はここです。

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Appleのマップでは「Konya Seyir Terasi」と出てきました。

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一応夜景が綺麗に見える場所だそうです。

 

そして、この場所の後はカフェなどに行って時間を潰しました。

3日目はこんな感じで終わりました。

 

4日目(アンタルヤ)

この日は朝から移動の日でした。

トルコ最終日だったので、コンヤから空港のある街のアンタルヤへ高速バスで向かいました。

チケットはネットで購入出来ますが、一緒に帰る友達に一緒に買ってもらったので買い方は分かりませんが、値段は日本では考えられないほど凄く安かったです。

しかし、コンヤからアンタルヤまで4時間程の道のりでした。

勿論、途中で休憩も入ります。

コンヤのバスターミナルはここです。

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沢山のバスが止まることが出来ます。

 

トルコの高速バスは日本とあまり変わらないと思います。

 

アンタルヤまでの道のりは色々な景色を楽しめます。

途中の休憩所

アンタルヤのバスターミナルも凄く大きくて綺麗でした。

 

因みにアンタルヤはバカンスの場所として有名で、欧米からの観光客やバカンスを楽しんでいる人たちが沢山いました。

気候はイスタンブールやコンヤと全く違い、12月の終わりに行ったにも関わらず温暖でした。

20度以上はあったと思います。

 

私たちは、飛行機の時間まで一箇所だけ観光しました。

バスターミナルからタクシーで15分〜30分で「ハドリアヌス門」に着きます。

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ローマ皇帝であったハドリアヌス帝がアンタルヤに到着した際に造られたそうです。

凄く立派な門で、アンタルヤに行ったら行くべきだと思います。

この門を抜けて、海側へ進んでいくと、沢山のレストランがあり、昼からビールなどのお酒を楽しんでいる人もいます。

イスラム圏のトルコではあまり見ない光景でした。

 

更に進んでいくと、道が様々あり、色々な場所に行くことが出来ます。

海側へずっと真っ直ぐ進んでいくと「カラアリオウル公園」へ着くと思います。

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ここには展望台があり、綺麗な海と歴史的なタワーを見ることが出来ます。

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このタワーはHidirlik Towerと呼ばれるそうです。

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この公園にはこの様なモニュメントもあります。

 

この公園から少し来た道を戻り、海沿いを進んでいくと、別の海沿いの場所へ行くことが出来ます。

途中の道

途中の公園

高台に着くので、階段を降りていくと港に着きます。

下から見上げるとこんな感じ。

ここの港は「Roman Harbour」と呼ばれるそうです。

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ここを訪れた後は、テキトーにレストランを見つけ、トルコでの最後の夕食を済ませてから空港へ向かいました。

 

アンタルヤの空港はそこまで大きくありません。

しかし、一応国内線と国際線が飛んでいる様です。

オンラインチェックインはできたのですが、ガトウィック空港とは違い紙の搭乗券が必要で、チェックインには少しばかり時間がかかりました。

ただ、時間が時間だったからか、出国はとてもスムーズに並ばず行けました。

 

最後に

こんな感じでイスタンブールから始まりコンヤ、そしてアンタルヤの10日間程のトルコ旅行が終わりました。

コンヤも十分楽しかったのですが、個人的にはやはりイスタンブールの方が好きです笑

イスタンブールについては以前のブログを参考にしてみて下さい。

 

トルコにはまた機会があったら絶対行こうと思います。

それでは

Bye Bye👋