お久しぶりです。
1月の頭に期末考査が終わり、台湾で特に何もする事がなかったので今年の冬は日本に帰ってきました。
3年ぶりの冬ですがやはり、台湾の寒さと全然違いますね。
ところで、日本に帰ってくる数日前に台湾で大型自動二輪の免許を取得してきました。
スクーター(普通重型機車)の免許の取り方は以前紹介したので、そちらを参考にして下さい。
もともと日本に帰って直ぐに、日本の免許に切替しようと思ったのですが、免許を取得後3ヶ月現地にいないと切替出来ないようです。
その為、免許の切替は次帰国した時にします。
外免切替
一応、外免切替についての情報は載せておきます。
www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp
一応東京都のものを載せておきますが、各県警のホームページにもあると思うので参考にしてみて下さい。
翻訳文はJAFなどで取得できます。
今は基本オンラインでの申請のようです。
台湾の教習所
台湾にもご存知のように教習所は存在します。
普通自動車や大型自動二輪の免許をとりに行く場合は日本と同様に教習所に行きます。
私はもうすでに台湾の普通自動車(小型車)の免許を2年ほど前に日本の免許から切り替えていたので、今回は筆記試験免除で実技だけでした。
因みに中国語で
教習所→駕訓班
免許→駕照
普通自動車→小型車
大型自動二輪→大型重型機車(400cc以上)
普通自動二輪→普通重型機車(50cc以上400cc未満)
という感じです。
普通重型機車の免許を取得する場合は自分で事前に練習して、免許センター(監理站)に直接出向き、テストを受ければいいです。
詳しくはこちらを参考にして下さい。
大型自動二輪(大型重型機車)について
台湾では人気が無いわけではありませんが、便利さでは普通重型機車と比べると劣ってしまうので、状況としては日本と同じくらいの人気度です。
バイクが好きな人、興味のある人が取るっていう感じです。
更に、台湾では高速道路に乗ることが出来ないようなのでこれも影響していると思います。
大型の価格も殆ど輸入になるので高くなっています。
大型重型機車の申し込み
今回私は友達と申し込み(報名)したので、一人5,500元でした。
日本円で大体、25,000円ぐらいです。
期間は1週間で一日50分の練習です。
時間帯は好きな時間を選ぶことが出来ます。(私は16:50〜17:40の時間帯にしました。)
更に、土日は休みなので、実質5日間のみです。
今回私が行った駕訓班は「豐年駕訓班」という台中にある車校です。
このオフィスで申し込み(報名)をします。
この車校では小型車は知りませんが、大型重型機車の場合、毎週水曜日から始まり、前の週の金曜日までに申し込みをしなければなりません。
申し込み(報名)に必要なもの
- 普通重型機車の免許証(駕照)
- 健康調査票(體檢表):これは近くの病院でできます。
- 費用
- 身分証明書(居留證)
- 一寸の写真(3枚ぐらい)
健康調査(體檢)はここでやりました。
どこでやっても凄くテキトーなので心配は全然要りません。
ここでも一寸の写真が1枚か2枚必要でした。
大きさについてはこれを参考にして下さい。
※教習を始める前に
- ジェットヘルメット、フルフェイスヘルメットもしくはシステムヘルメット
- バイクグローブ
この二つを事前に準備しなければなりません。
グローブについては車校によると思いますが、そこで購入することも可能です。
因みに「原地考照」とあるのはその駕訓班で最終試験が受けれるということです。
ここでは大型重型機車以外にも小型車の免許を取得できます。
小型車はこんな感じで練習してました。
教習車は少し古めでした。
もちろんオートマ限定とマニュアルを選ぶことが出来ます。(大型自動二輪も)
大型自動二輪の教習
これが大型重型機車の練習場及び試験コースです。
コースは基本どこの駕訓班も同じだと思います。
①一本橋(7秒以上)
②定常円旋回(右→左の順番)
③点滅信号の停止(何かよく分かりませんが取り敢えず止まって、左右確認すればOK)
④坂道(ギアチェンジも止まる必要も無し)
⑤踏切(ここでエンストすると一発アウト)
⑥直線加速(三速までギアチェンジして、25km/h以上)
⑦横断歩道及び信号(一旦停止)
ざっくりとこんな感じです。
そのほかにウインカーの切りわすれなどがあるとどんどん減点されていきます。
70点以上が合格点で一発アウトの減点は32点引かれます。
最初に乗り方など教官が教えてくれますが、日本ほど手厚くはなく、ある程度理解すればあとは自主練習となります。
私はその方が楽でよかったです。
私の場合、1日目で全て教えてもらい、殆ど乗れてしまったので2日目からは自主練習のみでした。
しっかり教えてもらいたいという方には向いていませんね。
横から見たコースはこんな感じ。
バイクの教習車は日本とは違うようです。
SUZUKIのSV660だと思います。(違ってたらすみません。)
クラッチの状況にもよりますが、エンストはしにくかった印象です。
最終試験
水曜日から教習が始まり、毎日50分ほど練習し、次の週の水曜日に最終試験でした。
日本ほど厳しくなく、最低何秒とか踏んではいけないとこ踏まないとか、止まるところしっかり止まっておけば普通に合格します。
乗り方や降り方などもあまりしっかりチェックされていなかったのでエンストすることなく発車して、ウインカーも忘れることなく切れば大丈夫です。
私の記憶では、一緒の期間に受講者は結構いたのですが9割5分受かっていました。
私が行った駕訓班では水曜日の朝9:00からテストだった気がします。
早い者勝ちで早めに終わらせたければ、並ぶ必要があります。
ただ、8:00ぐらいから先に行って練習することが出来るので、皆さん8:30ぐらいには居た気がします。
午前中には絶対終わります。なんなら、9:30には終わると思います。
合格すると、普通重型機車の免許は没収され、大型重型機車の免許だけになります。
駕訓班にもよると思いますが、私の場合、水曜日の午前中に受けてその週の金曜日正午以降に免許の受け取りとなりました。
駕訓班のかたが免許センター(監理站)に行き、全ての手続きをしてくれるので取りに行くだけで大丈夫です。
最後に
台湾での免許取得は誰に聞いても日本より安くて楽だと言われます。
実際、テストも日本の厳しさと比べたら全然で、教えられることも日本ほど細かくありません。
費用も凄く抑えることが可能です。
日本に帰ってから日本の免許に切替ることも難しくありません。
その為、台湾の居留証を持っている方で免許を取ろうか迷っている方には凄くオススメします。
ただ、中国語がある程度聞き取れないと厳しいかもしれませんが…
台湾の教習所で免許を取得しようと検討している方の参考になれば光栄です。
それでは
また次回
拜拜👋