Mezametahitoのブログ

日本人のボーンマス生活 台湾での大学生活を終え、イギリスのボーンマスで語学留学中

端午節の習俗を体験(Dragon Boat Festival)

お久しぶりです。

期末テストの準備やプレゼンの準備で忙しく、長らく更新出来ていませんでした。

すみません笑

 

昨日で三年級の下學期(二学期)の期末テストが終わりました。

今学期は下限の16単位しか取りませんでしたが、一年級と二年級で殆ど単位を取っていたので四年級は残り通識課(General Course)の2クラス4単位と学科の選修課(Selective Course)の1クラス3単位のみとなりました。

研究所(大学院)に進学したいので四年級はその進級に必要なクラスと残りの単位消化をしようと思います。

勿論英語の勉強もします。

台湾に来た頃ばかりの頃に比べて、英語のスピーキングは確実に伸びたと感じていますが、TOEFLやIELTSで必要なリーディングやライティングが確実に足りていないので、補って行かなければなりません。

実際、英語が出来なければ、中国語が出来たところで使えないですからね笑

これも台湾に来て感じたことの1つです。

 

 

 

ところでずっと前のことですが台湾の6月3日はこっちの旧暦(農曆)で5月5日(初五)で端午節でした。

日本では5月5日は端午の節句で子どもの日として根付いていますが、台湾では少し違います。

また、中国本土と台湾でも違いがあるそうです。

なので今回は台湾に絞って紹介します。

 

台湾でも昔は祭壇を作り、祖先などにお祈りをしていたそうですが、友達によると今の一般家庭では殆どの家庭がもうしていないそうです。

 

台湾の端午節の由来としては、昔し(今もですが)旧暦の5月は天気が蒸し暑くなり、疫病が起こり易かったので、昔の人は旧暦の5月5日によもぎ(艾草)や菖蒲などの植物を吊るしたり、特別なお酒を飲んだりして疫病神を追い出すことをしたそうです。

 

翻訳に自信がないので友達が説明してくれた文も貼っておきます。

因為到農曆五月天氣比較濕熱,容易得到瘟疫,所以以前的人會在五月五日做一些可以驅離瘟神的事,像是在家裡掛艾草、菖蒲之類的植物,還有喝特殊的酒。

 

只、前にも書いたようにこのようなことをする人はどんどん減っているようです。

 

 

その中でも、今でも台湾の方がする習慣はあります。

有名なところでは粽子(台湾のちまき)を食べたり、划龍船(Dragon Boat Festibal)です。

 

この2つに関してもしっかりとした由来が有ります。

昔、愛国詩人の屈原という人が居て、伝説ではある日彼が川に飛び込み自殺をしてしまい、彼を偲ぶ為に、粽子を食べたり划龍船の習慣が出来たそうです。

 

これについても友達が説明してくれたので彼の説明文をそのまま貼っておきます。

参考にして下さい。

後來有個愛國詩人名字叫屈原,傳說是在這一天跳河自殺,所以以為了紀念他,又多了粽子跟划龍舟的習俗。

 

 

※屈原:春秋戦国時代の詩人で秦の宰相である張儀の謀略にはまりそうになっている楚の王である懐王を諌めようとしたが受け入れられず、楚の未来に絶望し、入水自殺をしてしまった。

 

より詳しくはこちらを参考にして下さい。

ja.wikipedia.org

 

また划龍船(Dragon Boat Festbal)についてはこちらを参考にして下さい。

zh.wikipedia.org

日本語の解説が見たい場合はWikipediaの中で日本語を選択して下さい。

只、中国語の説明の方が詳しく書かれています。

 

 

 

今回は粽子(台湾式ちまき)について説明していきます。

私も今年は友達から貰ったので食べました。

前にも記憶では隔離ホテルの食事で出てきたような気がします。

 

台湾式のちまきはこんな感じ。

日本のちまきは細長い形が多いような気がします。

 

中身はこんな感じです。

日本のちまきは白色で、味は甘かった記憶があります。(最近食べてないので殆ど忘れてしまいました笑)

台湾のちまきは甘くなく、日本で言う混ぜご飯みたいな感じです。

 

 

割ってみると

今回友達から貰ったものは肉粽と呼ばれるもので中に肉が入っています。

勿論、肉が入っていないものもあります。

夜市で一度見たのですが、肉粽は大体一番安いやつで一つ45元でした。

お店によって価格も違うのでもっと安いところもあります。

また、中に花生(ピーナッツ)や蛋黃(卵黄)が入っているやつだと少し高くなります。

確か5元ずつ高くなっていった気がします。

 

個人的には日本の甘いちまきより台湾の甘くないちまきの方が好きです。

日本人失格かもしれませんね笑

 

 

また、台湾のちまきは中身の違いだけでなく、地域での違いも有ります。

主に2種類に分けられ、「北部粽」「南部粽」が有ります。

 

「北部粽」は主に台北などの北部でよく食べられ、包む前にお米を調味料と炒めて、他の具材を加えて包んだ後、蒸し焼きにします。

その為、味が濃く、お米の咀嚼感が残ります。

 

「南部粽」は主に台南などの南部で食べられ、包む前に炒めることは無く、水に浸しておいたお米を他の具材とともに包み、茹でます。

北部粽とは異なり、味は比較的薄くて食材の元の味を楽しめますが、お米の咀嚼感は無くなり、もち米のような感じになります。

 

www.ftvnews.com.tw

 

個人的には味が濃い方が好きでお米も硬い方が好きなので「北部粽」の方が好みです。

 

 

 

同じ名前でも台湾と日本で行うことが違う習俗がありますし、日本には無い習俗もあります。

もし台湾に来ることがあればそういう特別な日に来たらお店が休みの可能性もありますが、他の普通の日では体験できない台湾の習俗が体験できるかもしれません。

そう言う特別な日に観光するのも有りではないでしょうか。

 

 

今回は遅れながら台湾の端午節について長く紹介しました。

少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

今回はここまで!

拜拜👋